お嬢さまっぽい名前だがド庶民の女子高生、聖桜院穏香(せいおういん しずか)は、恋に恋する乙女である。 が、ある日異世界に〈勇者〉として召喚され、世界を救ったそのチカラを持ったまま日本に帰ってきてしまった。 しかし――ステキな恋に憧れる穏香に、勇者のチカラなんていらないどころか、余計な厄介事を呼び込みかねないジャマなものでしかなく……。 異世界からついてきた天使の『限界を超えてチカラを増せば、1周回ってゼロに戻るかも』的な理論に縋るしかない穏香は、さらなるレベルアップの経験値を稼ぐべく、今度こそ勇者をやめるべく、こっちの世界でも勇者をやることになったのだが――?
更新:2024/4/23
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拙作『4度目も勇者!?』の設定集っぽい副読本(ネタまじり)となってます。 また、頂戴したFAなども巻頭付録という形で掲載させていただいてます。 こちらをご覧いただかなくても、本編を読む上での支障はありません。 ですが、本編がより面白くなる作用が、ちょっとはあるかも知れません。 章ごとに追記された情報を記していくような形になりますので、本編でお読みいただいた章までご覧になる分には問題ありませんが、こちらを先まで読んでしまうと、いろいろとネタバレになりますので、そこのところはなにとぞお気を付け下さい。 ちなみに、更新は遅いと思います。
更新:2023/5/24
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偶然、自らの秘密を知ったことで、両親に確かな愛情を受けながらも、むしろそれゆえに住まう屋敷を出ていくべきだと考えていた、末の王女マールツィア。 ある日そんな彼女に届けられた、その願いを後押しするようなメッセージ。 ――外の世界に、出たくはないか―― そして約束の夜、メッセージの送り主として、彼女を連れ出すために現れたのは、彼女の兄。 8年前、病で亡くなったはずの……今は都を騒がせる義賊〈黒い雪〉の一員となった元王子、レオノシスだった――。 「ようこそ、マールツィア。 ――この、どうしようもなくくそったれな世界へ」
更新:2023/4/15
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本州近海の島、鐘目島。日本有数のテーマパークが開園し、新開発のただ中にあったこの地を襲った大地震と台風の複合災害は、たった1日で観光客も含めた島内のほとんどの人間を犠牲にした――。 世間ではそう認知されている、鐘目島大災害。 しかし――その真実は、余人の想像を超えるどころか、世の理の埒外にすら及ぶものであった。 回収された資料によれば、「1ヶ月」はその災厄の中を生き続けていたという高校生たち……。 その中の1人の視点から、改めてこの事態を振り返ることとする。 ――『夢を見るな。夢に見られるな』 ※残酷な描写が多くあります。 苦手な方はご注意下さい。
更新:2022/12/21
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美しき魔王ハイリアと、なぜか、婚約者ながらその破棄を掛け合う、天才と名高い魔族の令嬢シュナーリア。 やがて始まる人と魔の戦いの中、互いが互いを思いやるからこそ、2人の道は1つとならない。 それでも、大病を患うシュナーリアは、病の事実と己の恋心をひた隠し……恋する魔王のため、自らの命のため、そして世界のため――人と魔の和解の道を探り続ける。 ……これは、心優しき魔王と――。 そんな魔王への恋に命を賭けた乙女の、誇りと意地が紡ぐ……。 最高の片想いの物語。
更新:2022/9/9
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読まない方がいい文章講座――。 なにせ書いてるのはボンクラですしね。 この上なく役に立ちません。 ちなみに、受講料はチョコ1個ぐらいです。
更新:2020/7/5
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――「人が、死ぬわけないだろう!」 世の真理であるはずの、〈人は、命は、生まれた以上必ず死を迎える〉――その大前提を覆す、少年の放った一言。 しかし、この人類最後の都市においては、それこそが摂理だった。 そこに生きる人々は、そのすべてが、老いることも死ぬこともない、不老不死の身だったのだ。 ……たった二人。一組の双子の兄妹を除いては――。 これは、永遠の生を享受する者と、死の意味を見出す者と――。 1000年の時を経た彼らの縁が最後に紡ぐ、命と罪の物語。 ※ かつて投稿した同タイトル『畢罪の花』を、レイアウトや構成を見直した作品になります。 ※ 多少の手直しはありますが、物語の内容自体は変わりません。
更新:2019/12/14
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